246(日曜夜更かし俱楽部)

タイトル:日曜夜更かし俱楽部
※本人の楽曲を聞きながらインタビューを読めます
 
 
2019年の幕開けとともに、自身がボーカルを務めるバンド「日曜夜更かし俱楽部」のアルバム『今夜晴れたら』を発表し、月に何十本とライブをこなす246(にしむ)。

まさに音楽とともにある男は、あまりにも斜め上すぎる着眼点を持つ。
その着眼点ゆえに auly mosquito の編集長を務めることになったのだ。

一貫した信念があるのか、はたまた思いつくままに行動し発想を得ているのか。
彼の頭の中は一体どうなっているのだろう。

用意した13の質問でその全貌に迫る。

<インタビュー>
 
-なぜ音楽をやっているのですか
246
: そうですね、聴くのは元々好きなんですけど、自分からもアウトプットしたいなというのがあって。
アウトプットをしないと変な例えですが、悔しいというのが自分の中にあって。

漫画とか色々表現はあるじゃないですか、読んでいて面白くて好きな作品はあるんですけど、漫画を描いて世に出そうという気持ちまでいかないですね。ただ音楽に関しては、自分でもアウトプットしたいという想いが唯一ありますね。
 
 
-創作の方法について教えて下さい
246:二つ、三つ方法があります。それを同時並行で進めていて、どれが最初に来るかはその時々で違いますね。
ひとつは曲のタイトルから決めるというのがあります。自分のライブのセットリストにこういう曲があれば、面白いなという感覚ですね。最近のライブで歌った『さよなら平成夏』という曲もまさにその方法で作りましたね。

後は日々、色々と考え事をする中で、「これは歌詞のテーマになるのではないか」というものを頭の中でストックしていて、曲のタイトルとうまくリンクすれば膨らんでいきます。
メロディに関しては、ぱらぱらと何となく、ストックをしています。メロディのいくつかのパーツを持っていたり、後は「こういうリフを使おうか」と思ったりですね。

あまり、ゼロから創ることはないです。「いざ、作るぞ!」という感じはなくて、アイデアと曲がマッチすれば作品になります。

 

 

-好きなアーティスト、憧れのアーティストを教えて下さい
246:一番大きいところ、ルーツは小室哲哉さんです。
小学校一年生の時に自分が音楽に興味をもつきっかけになりました。地元が徳島なんですが、家族で出かけているときにカーラジオから、globeの『DEPARTURES』が聞こえてきました。J-POPや学校の音楽で聞いたものとは、違うひっかかりをしましたね。イントロがすごく印象的で静かに始まってだんだん盛り上がってサビで盛り上がって・・。小学校一年生までに聴いてきた音楽の中では斬新でしたね。

『DEPARTURES』は冬の歌なんですけど、もしかしたら、ちょうど冬の季節でその車の外の風景とかマッチしていましたね。そういう惹かれ方もあったりします。
 
 
-あなたを構成する9つの作品を教えて下さい

 
 
-創作をはじめるきっかけを教えて下さい
246:それも小室哲也さんへの憧れですね。
キーボードを弾く人となんとなく知っていましたが、当時、小室さんは演奏でギターを弾いていて、カッコいいなあと思って。それを見て、いとこと妹がいるんですけど、自分たちで音楽ユニットをしたらどうなるのかなと思ってやりましたね。曲を創るところまでいかなかったですけど、ユニットを組もうという話をしたところまで行きましたね(笑)。

その時に、曲を創るという考えが生まれました。
結局、曲を初めて作ったのが小学六年生の時で、割と自由に何でもできる自由研究でなかば無理やり友達をさそって、僕が作詞・作曲をしてみました。そのタイトルが「2000年」でした。ちょうど2000年問題のあった頃です、世紀末思想ではないですけど(笑)。結局、カセットテープで録音して自由研究の作品の提出をしましたね。教室にあるラジカセで流したりしていた記憶があります。

今も弾こうと思えば、弾けますね(笑)


 
 
-ライブ活動はいつから始めたのでしょうか
246:オリジナルをやったのは、24歳でしたね。そんなに早くはなかったです。
学生時代ずっと軽音サークルでくるりとかのコピーバンドをやっていました。卒業しても音楽は続けたいなと思っていて、当時は日曜夜更かし倶楽部※1とは違うメンバーで、スリーピースバンドをやっていました。三人でスタジオに入ったりというのを一年半くらいやっていたんですが、いざライブをしようというところまでいかなかったです。

早くライブハウスに出たい気持ちが強くて、まずは弾き語りから始めましたね。バンドをやっている先輩にライブハウスのブッキングのお話をもらい、西荻窪のフラットというライブハウスに誘っていただきました。

日曜夜更かし倶楽部※1…246がボーカルを務めるバンド
 
 
–今後の目標について教えて下さい
246:コンスタントに音源をリリースしたいですね。ボリュームはさておき、4曲入りEPだったり、ミニアルバムの単位です。後は色々な方に見に来ていただけるように、ライブしていきます。
 
 
-こどもの頃のエピソードを教えて下さい
246:初めて曲を作ったときのエピソードでもお話ししましたが、小学6年生の夏休みの自由研究で作曲をして、カセットテープに録音して提出したんですね。

そしたら、全校朝礼のときに体育館のステージでその曲を演奏させてもらえることになりまして。
仲の良かった友達2人に、ボーカルと、タンバリンをお願いして、僕はアコースティックギターで、3人でステージに立ちました。僕は楽しかったんですが、友達2人はやりにくそうで、申し訳なかったです(苦笑)。

通っていた小学校が全校生徒500人強だったので、例えると新宿LOFTソールドアウトくらいの規模でしょうか(笑)。あのときが、今のところ僕の人生の中で一番多い人数の前でライブをした機会なので、それを超えるのが音楽活動の目標の一つでもあります。
 
 
–10年後はどうなっていると思いますか
246:40歳になってますね(笑)何らかの形で音楽はやっていたいなと思っています。
状況によると思いますが、好きなバンドをみるといい年のとり方をされているなと感じます。すごく長くバンドをやっていて、今も現役で、それがかっこよく見える。周りからもずっとやってほしいというニーズもある、そういう風になれたらいいなと考えています。


 
 
–お金についてどう思いますか
246:お金・・。僕は、お金は本当に苦手で・・。
あんまりしっかりしていないと思いますね、何も胸を張って語れないです(笑)

でも、お金ってやっぱり大事だなと思います。
個人的な気持ちとしては「お金ではないという一言ではすませられない」という感覚はあります。

 
 
–音楽をやっていなかったら何をやっていると思いますか
246:ボートレーサーになっていたはず。スポーツとして競艇が好きなんです。レース自体にスリルがあって展開もわかりやすいですし、レーサーたちのせめぎ合いとか人間ドラマ、背景があって、そういうところが好きですね。
 
 
–表現形式に関するこだわりを教えて下さい
246:好きなバンドの形態と一緒だからです。自分でバンドをやると考えたら、6人組とかのイメージが湧かないです。今はキーボーディストがいたら、入れたいなとか思いつつ、3人ないし4人ですかね。

後は最初にライブハウスに出るきっかけになった弾き語りですね。
1年以上、弾き語りの期間はありますが、元々は弾き語りをやるつもりはなかったです。でも、やっていて楽しい。バンドの余興としてやっているつもりはなくて、歌とメロディをどうすればストレートに伝えられるかという意識をもっていますね。

 
 
–どんな人生にしていきたいでしょうか
246:自分自身充実していて、周りの人にいい作用を与えられたいいなと思います。今のところは、そんなに長生きをしたいとは思っていないです(笑)。
 
「ちょっとしたことで世の中の悲しい思いをする人が減るのではないか」と考えることもあって、そういうのに多少なりとも、役に立てたらいいなと思っています。『日曜夜ふかし倶楽部』というバンド名も、”日曜日の夜”という、普通、目を背けがちなテーマをあえてバンドの前面にもってきて、それでどういうリアクションがあるのだろうと・・。他の人が思いつかない自分が思いついたことで、周りの人をプラスに作用させられたらいいなと思います。
 

 
 
 

【アーティスト情報】



246(日曜夜更かし俱楽部)

 
【プロフィール】
1988年5月生まれ、香川県出身。
2012年に田舎のドブの匂い系バンド・日曜夜更かし倶楽部を始動。
2014年7月に弾き語りでライブハウスに初出演し、以降、バンドと弾き語りの2軸でライブ活動を展開。
2018年12月に日曜夜更かし倶楽部1stミニアルバム『今夜晴れたら』をリリース。
自主企画 「ONCHIKU PAJAMA PARTY」を主催。


                                    


   【作品情報】
   タイトル:今夜晴れたら
    値段 :1000円
    発売日:2018年12月9日
  
  
   【収録曲】  
    1.overture いつかの朝焼け
    2.浜街道を西へ
    3.果てしない芋堀り
    4.あゝ涙袋
    5.日曜夜更かし俱楽部
    6.ただ春の夜の
    7.今夜晴れたら