『コツコツ』
音楽家として尊敬する人と連絡してて、「虚無の補充」というありがたいお言葉を頂戴した。その視点はなかった。
「虚ろ」さえも必要と感じるその度量。包括的にできれば。
だんだんと年を重ねると、丸くなるのか、最終的に決めるのは自分だが、とにかく人の意見を素直に聞いた方がいいと強く思えるようになった。
聞いた上でなんやったら、反論するぐらいがいいコミュニケーションになるのかも。
「相手をどう扱うかはその人の課題」という言葉を聞いたことがある。冷たいようだけど、人間的成長に必要不可欠なことだと思う。事象の落とし所ばかりに目をやるのではなく、謙虚に尊敬を持って接して。虚勢は瞬間の武器としても、そのうち見破られるもの。
人は人の中でしか呼吸をできない。
(2019年2月11日 心象記より)