『吐瀉物の上で奥ゆかしく踊る。』
いくら垢にまみれても、それぞれの生を受け取っている。知覚させるための信号、そのエネルギーは例えば電気だとか。設計書や世界を巡る循環システム、成分の交換は動植物内で多種多様に行われている。目に見える身体までを自己と定義するのか、生きるためのエネルギーや愛しいものを含め自己とするのか。言葉を与えられ創られた概念を私はいくつ覚えたのだろうか。楽しくも遠い。
それらは知覚を敏感にさせ、次へと導いてくれる。
概念を脳内にコレクションし、「観察」を始める。
朝、目覚まし時計を止める
夕、空はオレンジ色に染まる
夜、忙しさの中で眠る
1日が過ぎるのが異様に早い。
(2019年9月21日 心象記より)