20200108

『要するにひとりごと』

個人の欲求は、その個人が悩みを解決していけば良いとも思う。不可能な問題に対して、時には諦める必要も出てくる。個人の人生は千差万別で、面白くもあり、悲しくもあり。

個人の問題だけではなく、共有しているものもある、法律など。人間は人間らしい生活を保障するもの。ぶつかり合う境界線の判断、自由という言葉の捉え方ひとつ。

また、保障のような、国、地域性のある規則とは別に、その人自身が決めた規範がある。この規範は経験によるものか、仮にそうだとして、その経験の捉え方には脳の作りが関係しているのか。

短期記憶が失われると、少し前の話を覚えていないと聞く。忘れているという前提で、同じトーンで、同じように話しかけてみると同じ反応が返ってくるのだろうか。同じ反応が返ってくるならば、身体のどの部分か皆目見当もつかないが、同様の箇所が反応しているのだろうか。

悲しみを疑問に変換してやり過ごす術を身につけてしまったようで、少しこわい。
舌の横に口内炎ができている、栄養は摂取している。こいつはなかなかに厄介で、口の中に意識を持っていかれる。ほうれん草のおひたしに染み込んだ醤油が、白い潰瘍に触れる。
年明けから忙しのない粘膜ったら、ありゃしない。

(2020年01月08日 心象記より)


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