『待つことにした』
待つこと。
今年のひとつのキーワードに挙げた。待つという選択肢、令和2年、覚えたて。
人事を尽くし天命を待つ。研ぎ澄ましつつ、ゆるやかに。矛盾する感覚の複合に必要な待ちの姿勢。すぐさま、”街の市政”と単語が浮かぶが、喉元まで出かかっても待つ。
どことなく気の抜けた、発言。間の発祥地は何処。
今更ながら空気の先読みにおる戯けは、無理強いであり、待てていない証拠。
感知した瞬間に反応ではなく、その時を無視する勇気。
表現には必要不可欠である、持って生まれたその間を見つめる。例えば、MPCのパッドを打ち込んだ瞬間、それは顔を出す。実行動は精神に任せて、心の行動を自覚的になることにより観察する。
(2020年01月10日 心象記より)