20200504

『本当の原因などわからない。』

本当の原因などわからない。それでも解決しようとしなければならないし、そうするのが良いと思う。原因は確定させるのではくて、仮置きにする。そうしないと、他を認めなくなる。その状態が争いの種になっていると思う。何かが起こった時、何でもかんでも自分のせいにすると、精神的に耐えられない場合もある。だから、人のせいにするのか、それはそれで、不満と生きていくことになる。

確定させないことで、より原因を緻密に探れたり、自らを省みたりできると思う。まずは、原因など誰にもわからないという前提を持つ。その前提に気がついていないと、うまくいっていない場合、同じ箇所にずっといることになる。自らも、より良くなりたいから、また、そのようなことを考えるきっかけをもらったので、記した。ただ、この綺麗事のようなことを言えてしまうのも、衣食住が満足であるからと思う。

夜、ガボール・ザボさんのアルバムを聴いていた。やたらと沁み入る。また、夜のせい。進んだと思えば戻されて、私は波ですか、とも言いたくなる。

ひたすら、ひたむき、と言い聞かして夜を超える。

(2020年05月04日 心象記より)


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20200509



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