20190910

『後ろに』

種。争い。動物的本能、人間的理性。

人間は共生する方法を見つけ出し、共に生きていく方法を編み出してきた。一周はひとりの一生分より長く。そのためか、時代に適応する方法ばかりを先行させる、と、決めてしまうのは(その思考に支配されると)、感傷が過ぎるのだろうか。ほぼ全てが自らのストレスを転嫁させるための誇大妄想なのか。 報復の積み重ねが世界のいたるところで。何やら、平和ボケが生んだ思考の一つのような気もしてくる。

背筋が凍る、身の毛もよだつ経験のなきもの。何か曖昧な、説明のつかない、どの言葉で表せばいいのか分からない、抽象的な概念ばかりが跡をつけてくる。日々、印をつけてやりくりをしている。

(2019年9月10日 心象記より)


20190813
20190916



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