『いつも同じ世界線に戻ってくる。』
心象をモノに例えて干からびているか。感情は偽装が可能であり制御も可能。理性と呼ぶか。曲解のオンパレードと気がつくも、好きに綴りたい。内なるエネルギーを知的好奇心として、外の世界を観察する。それだけで私に私が刺されることはなくなり、随分と生きやすい。結局は選択したのであるから、知らないことに感謝を込めて。
日記のていで行動をなぞるも楽しきことだったが。そこに燦然と輝く魅力に憧れて、何度となく無駄に比べてきた。そのものにはなれないと知りながら、なぜ諦めないのか、その傲慢さに己の線が勝り、鼓動は高鳴る。いつも同じ世界線に戻ってくる。さあ、どう生きようか。荒いそのままをなぜ痩せ細ったロウソクのようにするのか。型に勝るは情念か。
(2020年06月18日 心象記より)