serial


【こんなはずでした】
 

スポークンワード、スラム、ポエトリーリーディング、オープンマイク…大喜利すれすれな議論止まらぬこの界隈に…足りないものはなんだ?なんで営まれてきた年月の割にポピュラーじゃないんだ?

立ち止まりたいとき、入り乱れるとき、そして疲れ果てて進めないとき、
必要なのは収支確認や転職サイト登録ではなく原”典”回帰。

疑問にはいつだって答の顔をした隙間風を吹かしてみれば、おのずとページはめくられるのだ。

スラムの創始者、自称”スラムパパ”ことマーク・ケリー・スミスによるスラムやスポークンワードについての指南書、”TAKE THE MIC”と”STAGE A POETRY SLAM”の2冊、を中長期的に解説という体で紹介していくのは”中央分離帯のロビンソン・クルーソー”ことllasushi。

なぜスポークンなのか。
なぜワーズじゃなくワードなのか。
なぜポエトリーにパフォーマンスが付くのか。
なにをもってスラムなのか。

ぎこちなさと、おぼつかなさと、こころもとなさと…可能性の3点リードまたはグーチョキパーをすべて兼ね備えた、誰かがとっくにやってそうなのに誰もやってこなかった類のポッドキャスト、まさかの配信開始。

“楽しませるだけでなく挑むこと”
受け手の想像力が最後のピースだ。


chapter 1
chapter 2
chapter 3
chapter 4
chapter 5
chapter 6
chapter 7
chapter 8

【話者】
llasushi


【LAUGH AWAY with BEAT! / Beat and Beyond】
 

私はヤリタミサコという詩人です。
ビート詩や視覚詩や音声詩など、詩とアートと音楽の間を楽しんでいます。ヨーコ・オノもそのメンバーだった、フルクサスというアメリカの美術運動の再演活動もしています。ビートジェネレーションと呼ばれる詩人たちは、自分自身の感覚から発生する外界に対する怒りを、それまでにないスタイルで表現しました。皮肉やユーモアたっぷりに、即興的・音楽的に。

絶望しても、人間の底力を信じて表現しています。違う意見の人たちが自分の表現することが、人間が生き延びる方法であり、殺し合わない手段だと。
第二次世界大戦で徴兵拒否した詩人たちは、ベトナム戦争に反対しました。
人間を疎外し、人間を抑圧する動きには断固として反発します。
だから、原発に反対し、戦争に反対し、独裁政治に反対し、貨幣経済にがんじがらめになることに反対し、人が人を尊重しない価値観に反対し、世界が滅ぶことに反対します。
大多数や大きい声の意見には“?”を感じ、そういう自分たちの小さい怒りを表現する人たちです。

ファーリンゲティは2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件から「飛行機の歴史」を書いて発表しました。ボブ・ディランはキューバ危機のときに核戦争で世界は滅ぶのだと思って「A Hard Rain’s a-Gonna Fall」を書きました。
彼らの危機感と世界観を、私は自分の声を通して伝えたいと考えています。

『LAUGH AWAY with BEAT!』



vol.1
宣伝文はクエスチョンできけ!

vol.2
ガイコツが動かす社会とは?

vol.3
shitな詩を読む

『Beat and Beyond』

vol.1
Lawrence Ferlinghetti

vol.2
BOB DYLAN

vol.3
Allen Ginsberg

vol.4
Anne Waldman

vol.5
William Carlos Williams

【話者】
ヤリタミサコ


【UNDERGROUND HIPHOP HEAVEN / mosquito Radio】

『UNDERGROUND HIPHOP HEAVEN』

埼玉県川口市の MC とヒップホッププロデューサーである、マサキオンザマイクが2018年に MOGU TV 内の一環として始動。
 アンダーグラウンド・ヒップホップの紹介をメインとし、多才なヒップホップ知識を元にレコードや CD、カセットなどをフォーマット別に解説する自主番組である。

 サポートにはマサキオンザマイクのライブ DJ である、DJ YEW が DJ からの視点と、様々な考察及びオピニオンを述べていく。これまでの主な特集は「90年代国内盤帯付きヒップホップ初版 CD 特集」や同じく「90年代国内盤帯付きテクノ初版 CD 特集」など日常のディグ(掘る行為)から派生したものが多い。

 同時にこの番組からは、埼玉と様々な国々のヒップホップコラボレーションにも着手し、2021年のレコードの日には、ルクセンブルクを代表するブーンバップヒップホッププロデューサーである「DJ PC」との7inch が全国発売された。

Masaki On The Mic and DJ PC / Saitama and Luxembourg EP [7″]

 2022年には限定にてフリーペーパー化され、オランダのラッパーである McGyver 等番組でお馴染みの仲間たちにフォーカスした。同時に番組のイベントとして、2ヶ月に一度の第三金曜日に、浦和のクニハウスにてイベントが定期開催されている。

 また、この番組は世界の音楽との親和性が高く、山中明や、ヨハネス市来といった旧ソ連や東欧グルーヴの DJ や研究者とのトークに加えて、日本初紹介のレコードなど、レアグルーヴからの視点も内包し、マサキオンザマイク自身も文章を寄せている。

intro : about Masaki On The Mic/ZIGOKU RECORD
vol.1 : 国内帯付き初版ヒップホップCD特集(前編)
vol.2 : 国内帯付き初版ヒップホップCD特集(後編)
vol.3 : 90年代帯付き初版テクノCD特集(前半)
vol.4 : 90年代帯付き初版テクノCD特集(後半)
vol.5 : Tape Kingzクラシック解説/DEJIインタビュー
vol.6 : 復活SP Part.6(昭和ゴツプレスカセット特集)

【演者】
マサキオンザマイク、DJ YEW 他

『mosquito Radio』
– お前の耳元/鼓膜にもっともっと mosquito –

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【その刹那】
 

はじめまして。もるたと申します。朗読を中心に活動しております。ソムリエの資格を持っているのが特徴です。

自分の身の回りで起こったどうでも良い話、好きなものの話、失敗や後悔の話、などをお届けしたいと思います。楽しんで頂けたら幸いです。全て実話です。

第1話:Rain Shower
第2話:犬の話
第3話:UFO
第4話:マダム2023
第5話:「貝の話」
第6話:怖い話が苦手だという話
第7話:息子からのSOS

【執筆】
もるた


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